リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー(30)が来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場を逃したことについて「言い訳のしようがない」とコメントした。

25日の試合でマンチェスター・ユナイテッドが4-1でチェルシーに大勝。マンチェスターUが4位以内を確定させ、すでにCL出場を決めているマンチェスター・シティー、アーセナル、ニューカッスルに続き、来季同大会の出場権を得た。

一方でリバプールの5位も確定。リバプールは来季欧州リーグに回ることになった。サラーがローマから加入した17-18年シーズン以来、リバプールは6季連続でCLに出場していたが、それも途切れることになった。

サラーはツイッターに「私は完全に打ちのめされている。言い訳のしようがない。来季チャンピオンズリーグに出場するために必要なものはすべてそろっていたのに、それを達成することができなかった。我々はリバプールであり、CLに出場することは最低限のことだ。申し訳ないが、今はまだ気分を高揚させたり、楽観的な投稿をするには早すぎる。我々はみんなと自分自身を失望させてしまった」と書き込み、悔しさをにじませた。

リバプールのクロップ監督は過去5シーズンでチームを3度、CL決勝に導き、そのうち1度優勝している。だが今季は「自分たちはあまりにも長い間、十分な力を発揮できなかった」と“敗戦の弁”を述べている。

クロップ監督は英BBCの取材に対し「欧州リーグを自分たちの大会にする」と話して、ターゲットを欧州CLから欧州リーグへと切り替えた。

リバプールにとっては大幅にメンバーが入れ替わる夏になる。フィルミノ、ケイタ、ミルナー、オクスレードチェンバレンは今季限りでの退団が決まっている。