バルセロナのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)が、グリーズマンの退団に関する発言に対し「僕1人の責任ではなく、多くの人たちの責任」と反論した。

勝ち点31で4位のバルセロナは3日、ホームで行われるスペインリーグ第15節でアトレチコ・マドリードと対戦する。勝ち点で並ぶものの相手は1試合未消化で3位。優勝を争う中、勝ち点35で首位のレアル・マドリードや2位ジローナとの差を広げられないために重要な一戦となる。

大一番を目前に控え、ジョアン・フェリックスがインタビューに答えた。その模様をスペイン紙アスが伝えている。

このFWは今夏、シメオネ監督との確執もあって退団の道を探し、Aマドリードから1年間の期限付き移籍でバルセロナへ加入。その流れについて、Aマドリードでチームメートだったグリーズマンが、数日前に次のような見解を示していた。

「ここに来れば監督がどんな人か、チームがどんなものか、多かれ少なかれ分かる。それを受け入れて努力するか、うまくいかないか、どちらかだ。ジョアンはよく努力し、とても良かった時期もあった。でも継続して取り組まなければいけないし、疲れていた時期があったのかもしれない。彼はもうここでの自分を考えられなくなったので、彼もクラブも退団に向けて尽力したんだ」

また元チームメイトのサウールも9月に「ジョアンはアトレチコでもっとうまくできたはずだ」と姿勢面を指摘していた。

これを受け、ジョアン・フェリックスが「僕はそれに同意できない」と強調した。「彼(グリーズマン)には彼の意見があるので、それについてコメントするつもりはない。僕にも他の人たちにも、もっとうまくできたことがある。うまくいかなかったこともあるけれど、それは僕1人の責任ではなく、多くの人たちの責任だ」と反論した。

さらに「僕はバルサの攻撃的なスタイルが好きだ。アトレチコの選手たちに聞けば、彼らももっと長い時間、攻撃的にプレーしたいはずだ。そう答えなかったら、彼らはウソをついていることになる」とシメオネ監督のスタイルを暗に批判した。

ジョアン・フェリックスはまた、今冬に完全移籍する可能性が報じられているバルセロナでのプレーについて「僕はここで幸せだ。もしここに残れたらとてもいいことだし、家族も本当にうまくやっている。将来どうなるか見てみよう」と残留の意向を示している。(高橋智行通信員)