クラブワールドカップ(W杯)を制した世界王者マンチェスター・シティーが、アウェーでエバートンを相手に逆転勝利を収めた。

序盤から押し込みながら均衡を破れず、逆に前半29分にMFハリソンにクロスボールを押し込まれて先制点を許した。嫌な展開の中、流れを変えたのがイングランド代表MFフィル・フォーデン(23)だった。

後半8分、ペナルティーエリア外で横パスをつなぎながら相手ブロックのスキを狙う中で、右サイドのMFベルナルド・シウバのショートパスを内側で受けると、エリア外から豪快に右足を振り抜いた。

シュートはニアサイド、右ポスト際のゴールへ低い弾道で突き刺さり、1-1の同点とした。フォーデンにとっては今季リーグ5点目となった。

追いつけば、後は勝ち越し点は時間の問題だった。後半17分、DFアケがシュートを放つと、エバートンMFオナナの手に当たりハンドの反則。同19分、FWアルバレスがこのPKを冷静に決めて2-1とリードした。

さらに後半41分、エバートンGKピックフォードにアルバレスがプレスをかけ、クリアボールを足に当てて軌道を変える。これを拾ったベルナルド・シウバがペナルティーエリア右角から無人のゴールに流し込み、追加点を奪った。

クラブW杯のサウジアラビアから戻り、移動を挟んだ難しい状況でしっかり勝ち点3を手にした。

フォーデンは「ここまで来るのはとても大変だったし、エバートンも好調(直近5試合は4勝1敗)だったので、簡単な試合じゃなかった。監督(グアルディオラ)はワールドチャンピオンのバッジは(ここでは)何の役にも立たないと言った。我々は後半、自分たちを奮い立たせなければならなかった。相手のプレッシャーをうまくかわし、この結果をうれしく思う。自分のゴールが決まり試合を振り出しに戻ったことで、試合に勝つための力を与えてくれた」と喜びを口にした。

1試合消化の少ないマンチェスターCはこの勝利で首位リバプールとの勝ち点差を5とし、5位に付けている。