昨夏引退した元スペイン代表MFダビド・シルバ氏(38)が現役時代に所属したレアル・ソシエダードとバレンシアのスペインリーグ第8節での対戦を目前に控え、スペイン紙アスのインタビューに応じた。そのもようを同紙が試合当日の28日に掲載した。

シルバ氏はまず、昨年7月のプレシーズン中に左膝に重傷を負い、昨季開幕前に引退を表明した後の生活について、「家族のために自分の時間を捧げているよ。サッカーは多くの時間を使うからね。今は小さな子供たちと一緒に過ごすために使っている。膝の具合もいいので、招待された試合に参加するつもりだ」と説明した。

現在のサッカーについては「先週末は3試合観戦し、そのうち1試合はバレンシア戦だった。僕はあのクラブに大きな愛情を持っている。あそこに家もあるし、家族の一部はバレンシアに住んでいる。サポーターとして見ているよ。今のサッカーはほとんどフィジカル的で、すべてがよりロボットのようになっている。才能のある選手は自由が少なくなっているけれど、彼らはそれにうまく順応して才能を発揮している」と見解を述べた。

Rソシエダードが今季開幕から絶不調により、アルグアシル監督に疑問を持っている人がいるという質問に対して「イマノルはRソシエダードにとって理想的な監督だ。誰も彼のことを疑ってはいけない。ラ・レアルは現時点および将来的に今以上の監督を見つけられるかどうか分からないが、サッカーでは良いことに慣れると、問題が起こった時に文句を言うものだ。でもイマノルは理想的な監督だよ。彼なしにラ・レアルはこれまで成し遂げてきたような結果を残せなかっただろう」と擁護した。

また、シルバ氏は契約が残っていたにもかかわらず引退したことを後悔していないかと聞かれると「いや、僕は適切な決断を下した。重傷だったし年齢的なものもあったので、夏から別の選手がスタートを切れるように契約解除したんだ。僕は常に正しいことをしようと心がけている。復帰は難しかったし、もしプレーしないなら給料をもらいたくなかった」と理由を語っていた。(高橋智行通信員)