【オビエド=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)はアウェーのオビエド戦に開幕から3試合連続の先発出場を果たした。2度の決定機があったが、ゴールを決められず後半20分で途中交代となった。試合も0-1で敗れた。
4-2-3-1の右MFで出場した久保は前半6分、チャンスを迎えた。敵陣で味方のボールカットからパスを受けると、素早くドリブルでボックス内右へ持ち込み、対峙(たいじ)したDFが寄せる前に足元を抜く、持ち味とする左足シュート。低い弾道のシュートはGK正面でキャッチされた。
前半36分には敵陣中央でルーズボールを拾うとドリブルで1人かわし、右前方のエリア近くまで持ち込み右足でシュートを放った。グラウンダーで左隅を狙ったが、わずかにゴールを外れた。
後半15分にはFWオヤルサバルが左からゴール前へ折り返したボールに右から走り込みシュートを狙ったが、先に相手DFが触り、久保の振った足は相手の体に当たりファウルを取られた。
CKから正確なボールを供給し続けるなど個人としての高い技術は披露した。一方で周囲との連係がかみ合わず、背後を取りたい場面で味方からのパスが1つ遅く、久保まで届かない場面もあった。
今季開幕戦のバレンシア戦(1-1)に続く得点が期待されたが、3試合目は最短の65分のプレーに終わった。日本代表での米国遠征(メキシコ、米国戦)に向け、ゴールで弾みを付けることはできなかった。
試合は前半40分に自陣からのロングカウンターを食らい、Rソシエダードの左サイドをMFハッサンに突破され、折り返しのパスをMFデンドンカに押し込まれた。その1点を最後まで返せなかった。
今季初勝利を目指した中で逆に悔しい敗北を喫し、チームは2分け1敗となった。対するオビエドは24シーズンぶりの1部復帰で初勝利を挙げた。

