左膝を負傷している日本代表DF長友佑都(26=インテルミラノ)が20日までに帰国していた。負傷後、今季絶望が確実となり日本での再検査を選択。20日付の伊紙コリエレ・デロ・スポルトも「長友は今週初めに日本へ帰った。今は大阪にいて代表医師団の検査を受けている。出発の直前に『もし(2月の負傷後)すぐに左膝の手術をしていればシーズン中に復帰できただろう』と言われ、チームのメディカルスタッフに腹を立てている」と報じた。

 パルマ戦の前日会見に臨んだストラマッチョーニ監督は「本人もインテルも、来季100%のコンディションで復帰させることが目標」と来季開幕に照準を合わせていることを明かした。

 帰国報道に対して、東京-名古屋戦を視察した原博実技術委員長は「そんなにひどくないと聞いている。本人は手術に対して不安もあるので、いろんな人の意見を確認しているようだ」と話した。手術に踏み切る決断には至っておらず、日本で複数の医師からセカンドオピニオンを求めている模様。しばらくは日本で療養することになりそうだ。