【モンテレイ近郊(メキシコ)5日(日本時間6日)=佐藤成】サッカー日本代表がFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けた事前合宿の3日目に臨んだ。
前日と同じ会場で、同じ午後5時からトレーニングした。国内合宿に参加していたDF吉田麻也(37=LAギャラクシー)がサポートプレーヤーとして再合流。代表ジャージーを着てピッチに姿を現した。
前日同様、アイスランド戦で左足に違和感を覚えたMF遠藤航主将(33=リバプール)が欠席する中、吉田を加えた26人での活動となった。気温は27度、湿度73%で雨も降る中、報道陣に冒頭15分間が公開され、ボール回しやステップに取り組んだ。全体では約1時間のメニューを消化した。
チームに再び加わった吉田が、「家庭内調整」について語った。
5月25~31日までは日本代表の国内合宿に帯同。アイスランド戦では両軍から花道で送り出され、代表活動に「一区切り」をつける形となった。その後、ロサンゼルスに帰国してから、メキシコ入りした。日本代表メンバーとしてではなく、サポートプレーヤーとして来ることとなった。
当初の予定は全てキャンセルになる。他の仕事だけでなく、プライベートでも理解を得るのはなかなか難しい側面がある。「まず子ども2人と一緒に飛行機に来て、それとその飛行機の中もケアして、家に着いて時差ボケ対策ケアして学校に送り届けて、そこまでして。皆さんと一緒です」と説明した。
その上で「ここは1カ月以上僕が空く可能性があったから、その負債をどうやって先にね、払っておくか。ポイント還元率低いんだから」と笑わせた。
父親として子どもと接する時間が減る。「今までは言ってもわかんない年齢だったんですけど、今はもう小学校中学年なので、行くことに対してはやっぱり簡単ではないですね。でもパパは日本のためだよって」と明かした。
何よりクラブの協力があってこそ。「(LA)ギャラクシーは比較的フレンドリーなチームで監督ともやりとりしてましたけど、すごく快く送り出してくれたので。ありがたいですね」と感謝した。
参加期間は勝ち進めば伸びる可能性がある。「いや今のところ詳しい話はまだしてなくて、多分そうなることが理想ですね」とした。
吉田はW杯メンバーには選出されなかったが、その経験をチームに伝えるためにアイスランド戦に向けて限定招集された。同試合ではスタメン出場し、前半14分までプレー。両チームから花道を作られてピッチを去っていた。今回の再招集は、あくまでサポートプレーヤーとしての帯同。本人や所属クラブの意向もあり、アイスランド戦後、一時離脱したが、メキシコからチームに加わることとなった。


