サッカー日本代表が2日、W杯開催地の米国から帰国した。羽田空港に約700人、成田空港に約500人のファンが集結。計1200人が出迎えたのは、10年南アフリカ大会の4200人に次いで、2番目の多さとなった。労いの声をかけられたが、決勝トーナメント1回戦で散った選手たちは、終始神妙な表情で到着ロビーを歩んだ。

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選手たちの硬い表情が際立った。W杯の帰国で2番目の多さとなる計1200人に出迎えられた中、大半の選手はさえない表情のまま。「ありがとう」「マンマミーア」などと声をかけられても、手を振る選手は少なく、やや足早に到着ゲートを通っていった。早すぎる帰国となった悔しさが、足取りににじんでいた。

1次リーグでは海外開催で初めて無敗突破したものの、決勝トーナメント(T)初戦では王国ブラジルに1-2で逆転負け。目標の優勝はおろか、決勝T初勝利にも届かなかった。敗退の失意から2日。ブラジル戦で決勝点につながるボールロストで涙に暮れたMF田中は「碧、ありがとう」とねぎらわれても表情を崩さず。1次リーグ初戦の左ひざ負傷の影響で1試合のみの出場にとどまったMF久保も、神妙な面持ちのままだった。明るく出迎えるファンとは、対照的な様子だった。

世界との差はまだ大きいが、詰めかけたファンの多さは期待の表れでもある。今大会記録した8得点は、日本のW杯で過去最高。成長の跡も示した。4年後は選手もファンも笑って帰れるように。悔しさを糧に道のりは続く。【藤塚大輔】

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