20年東京五輪の新種目で女子パークの金、銀メダルに続き、男子も予選トップの笹岡建介(19=PROSHOP BELLS)が76・00点で金メダルを獲得した。2本目でこの日の最高点を記録し「3本目の前に1位が決まっていて楽に滑れた。(金メダルは)うれしいです」と笑顔を見せた。

この日は前日の予選の反省から高さを意識。大きなおわんを組み合わせたようなコースを滑りながら、トリック(技)の際にはいずれも高さで他の選手を圧倒した。2位の選手とは7・67点差。実力差があるとはいえ、初めて結成された日本代表として結果を残し「(代表の実感は)初めてなのでないです。楽しくスケートボードを続けられたら」と今後の目標を口にした。