6区(12・8キロ)は東海大の長田駿佑(3年)が37分22秒の区間新をマークした。トップから43秒差の7番手でたすきを受け取ると、前をゆくライバルたちを次々と抜き去り、最後に先頭に立って7区につないだ。

長田はレース後、「この1年、継続して練習が出来ていた。自信を持ってスタートラインに立てた」とうなずいた。

僅差で東海大が首位に立ち、タイム差なしの2位に明大。以下は3位早大、4位駒大、5位東洋大の順。箱根王者の青学大は6位に順位を落としたとはいえ、トップとは23秒差。優勝争いの行方は混沌とした形で、エース級が控える7区、8区の終盤戦に突入した。