【ユージン(米オレゴン州)=佐藤礼征】米国で初開催となる世界選手権(日本時間16日未明開幕)に向けて、女子マラソン代表の新谷仁美(積水化学)が“大仏”宣言をした。

14日、米オレゴン州ユージンで行われた会見に出席し「心穏やかに、大仏になった気持ちで走りたいと思います」と独特な言い回しで意気込んだ。

世界選手権に向けては「日本が大好きなので」と長野県内で調整してきた。過去トラックでは世界選手権に3度出場しているが、マラソンは初めて。「(自分は)過程よりも結果が全てという人間。結果を見ていただいて判断してほしい」と決意を語った。

女子マラソンは日本時間18日午後10時15分に号砲。日本からは一山麻緒(資生堂)、松田瑞生(ダイハツ)、新谷の3選手が出場する。