関東学生陸上連盟(関東学連)は5日、来年1月2、3日の第101回箱根駅伝の参加資格に関するリリース文を発表し、関東学生連合チームの編成可否は「継続審議中」とした。

同チームは「関東学連選抜チーム」の名称で03年の第79回大会から編成されるようになった。14年の第90回大会では廃止となったが、編成を望む学生たちが粘り強く議論したこともあり、翌年の第91回大会から復活し、箱根路を彩ってきた。

04年の第80回大会では、鐘ヶ江幸治(筑波大)が山登りの5区で区間賞を獲得し、大会MVPにあたる金栗四三杯を受賞。川内優輝も学習院大時代に出走し、卒業後にマラソンで活躍している。創価大や東京国際大なども連合チームを足掛かりの1つとし、本大会出場へとつなげた経緯がある。

今年の第100回大会では連合チームが編成されず、一部のファンや大学関係者から結成を望む声もあがっている。