全国都道府県対抗女子駅伝(14日、たけびしスタジアム京都発着)のオンライン記者会見が9日、行われた。

昨年3区で17人抜きを演じ、昨夏の高校総体女子1500メートル3位に輝いたドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)は、昨年に続いて岡山からエントリー。チームには、昨夏の全国中学校体育大会女子1500メートル女王の黒田六花(京山中3年)も名を連ねる。今年は憧れられる立場となり、期待の中学生らとともにゴールを目指す。

同い年で高校総体女子800メートルを制した久保凜(東大阪大敬愛)は、地元・和歌山から大阪に移って出場を予定。サッカー日本代表MF久保建英のいとことしても注目される高校生が、前回優勝のチームに加入し上位を狙う。

社会人にも注目の面々がそろう。

昨夏の世界選手権女子5000メートル8位入賞の田中希実(24=ニューバランス)や、同選手権女子1万メートル7位の広中璃梨佳(23=JP日本郵政G)。

また、昨年1月のヒューストンマラソン(米国)で日本女子歴代2位の2時間19分24秒を記録した新谷仁美(積水化学)、MGCで1位となりパリ五輪内定を決めた鈴木優花(第一生命G)らマラソン選手もエントリーしている。