立正大は23日、今年4月から陸上競技部駅伝部門の新監督に服部翔大氏(現コーチ)が就任すると発表した。

32歳の服部氏は日本体育大(日体大)時代に4年連続で箱根駅伝に出走した。3年時には主将を務め、山登りの5区で区間賞を獲得。大会MVPにあたる金栗四三杯を受賞し、30年ぶり10度目の総合優勝に貢献した。

卒業後はホンダに加入し、17年にシドニーマラソンで優勝。20年4月に日立物流(現ロジスティード)へ移籍すると、昨年3月31日付で同チームを退部し、翌4月1日から立正大のプレイングコーチに就任していた。

服部氏は「中村孝生監督の後任ということで、その重責を強く感じておりますが、まず4年以内に大学駅伝の予選会で上位を目指し、本戦出場が視野に入るチームにしていきたいと思います。本学駅伝部門の勇姿を埼玉県熊谷の地から発信していきたいと思いますし、挑戦し続ける学生にぜひ、ご声援いただければと存じます。今後とも立正大学陸上競技部駅伝部門をよろしくお願いいたします」などとコメントを発表した。

立正大は昨年10月の箱根駅伝予選会で32位だった。