女子マラソンで昨秋のパリ五輪代表選考会3位の細田あい(エディオン)が9日、オンラインで取材に応じ、代表残り1枠を懸けた「ファイナルチャレンジ」最終戦となる名古屋ウィメンズ(3月10日)に向け「万全の準備をしていく。自分の力を出し切ることに集中して、パリの代表権を取れるように頑張りたい」と決意を示した。

代表選考会の上位2選手が既に代表に決定。3枠目を勝ち取るには、1月の大阪国際で前田穂南(天満屋)が19年ぶりに更新した日本記録の2時間18分59秒を上回る必要がある。自己記録が2時間21分42秒の細田は、1月下旬から米国の高地で鍛錬中。「けがせず準備できれば届かないことはない。ずっと破られていなかった記録を穂南ちゃんが破ったことで、次に続くというか、自分もやれるという気持ちでいる」と覚悟を口にした。(共同)