日本陸上競技連盟(日本陸連)は15日、3月10日開催の名古屋ウィメンズマラソン(バンテリンドームナゴヤ発着)のエントリーリストを発表した。

21年東京オリンピック(五輪)女子マラソン代表の鈴木亜由子(32=JP日本郵政グループ)、昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)3位の細田あい(28=エディオン)、昨年8月の世界選手権女子マラソン代表の加世田梨花(25=ダイハツ)、東京五輪1万メートル代表の安藤友香(29=ワコール)らが名を連ねた。

同大会は今夏のパリオリンピック(五輪)代表選考会「MGCファイナルチャレンジ」の最終戦で、女子マラソン日本代表の残り1枠を争う。五輪切符をつかむには、1月に前田穂南が樹立した日本記録(2時間18分59秒)を上回り、かつ日本人最上位に入る必要がある。この条件を満たす選手がいなければ、前田の2大会連続代表が決まる。

すでに昨年10月のMGCで1位の鈴木優花、同2位の一山麻緒は代表内定済み。残り1枠を懸けた最終決戦となる。