今月10日の名古屋ウィメンズマラソン(バンテリンドームナゴヤ発着)の主催者は1日、細田あい(28=エディオン)が「左内側広筋筋膜炎」によるコンディション不良のため欠場すると発表した。

これにより、マラソンでのパリ五輪出場は絶望的となった。

同大会は今夏のパリオリンピック(五輪)マラソン女子代表の残り1枠を懸けた「ファイナルチャレンジ」の最終決戦。女子は昨年10月のMGC1位の鈴木優花、同2位の一山麻緒がすでに内定している。同3位だった細田が五輪切符をつかむには、前田穂南の日本記録(2時間18分59秒)を突破した上で日本人最上位に入る必要があった。