開幕し、男子60メートル決勝で東京五輪代表の多田修平(住友電工)は6秒70で7位に入った。

多田は予選で自身と桐生祥秀(日本生命)が持っていた6秒53の日本記録を上回る6秒52をマークし、準決勝も6秒56で突破した。東田旺洋(関彰商事)は準決勝で敗退した。

男子400メートルで屋外の日本記録を持つ佐藤拳太郎(富士通)は脚の違和感を訴え、予選を棄権した。

多田修平の話 決勝はスタートからずっと(左太もも裏が)つっていた。世界のトップの人たちと勝負できずに終わり、悔しい気持ちでいっぱい。(100メートルで)9秒台を出せる手応えも湧いてきている。

東田旺洋の話 準決勝で予選から(走法を)思い切って変えたが、悪い方向に出た。室内とはいえ、世界大会の準決勝を走ったのは一つの財産。(屋外では)自己ベストを出して、(10秒)0台に入りたい。

(共同)