世界選手権2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(25=東レ)が10秒02(追い風0・5メートル)で1位となった。

100メートルの今季初戦で日本歴代7位相当の好タイムを記録。200メートルのアジア記録保持者の謝震業(中国)が10秒06の2位で続いた。

サニブラウンは昨夏の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)で日本勢過去最高の6位入賞。日本陸連の選考基準に基づき、6月30日までに参加標準記録(10秒00)を突破した時点で、パリ五輪代表に内定する。

昨年10月の時点では、パリ五輪へは200メートル、400メートルリレーと計3種目に挑むと明言。「自分で自分の限界を決めない」と語り、「やるなら金メダル」と見据えていた。