<フィギュアスケート:世界選手権>◇28日◇さいたまスーパーアリーナ

 男子はショートプログラム(SP)で3位だったソチ冬季五輪金メダルの19歳、羽生結弦(ANA)がフリーで逆転し、合計282・59点で初優勝した。

 日本男子の世界王者は2010年大会の高橋大輔(関大大学院)に続いて2人目。

 SP首位の町田樹(関大)がわずか0・33点差の282・26点で初出場ながら2位に入った。日本勢では07年大会女子の安藤美姫、浅田真央以来2度目のワンツーフィニッシュとなった。

 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)が275・93点で3位、小塚崇彦(トヨタ自動車)は238・02点で6位。

 アイスダンスのショートダンス(SD)ではキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が55・18点の14位でフリーに進んだ。アンナ・カッペリーニ、ルカ・ラノッテ組(イタリア)が69・70点で首位に立った。

 女子のフリーは29日に行われる。