<第85回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 今年も早大の総合優勝の夢はかなわなかった。東洋大に遅れること22秒差の2位で復路をスタート。6区の加藤創大(3年)が5度の首位交代劇を制し逆転した。しかし、当初予定していたのは7区を終わって2位に2分半差。それが12秒差しかつけられず、8区の中島賢士(2年)が7・7キロで東洋大の千葉につかまった。16・5キロすぎまで並走したが、その後の千葉のスパートについていけずに、早大は力尽きた。渡辺康幸監督は「完敗。出だしで思うように走れなかった。後手後手に回った」と悔しがった。