カーリングできょうだい同時五輪へ。日本選手権は前日5日に全日程を終了。男子はSC軽井沢クが5連覇、女子は中部電力が3年ぶり5度目の優勝を飾った。両チームのサードは、兄と妹で平昌を狙う清水きょうだい。兄徹郎(28)は、妹絵美(26)のVに「久しぶりに一緒に優勝できた。励みになる」と喜んだ。

 ともに14年ソチ五輪は出られなかった。絵美は13年9月の日本代表決定戦で、徹郎は同12月の世界最終予選で敗退した。今回は、兄が男子20年ぶりの五輪に大きく前進しているが、妹は9月の日本代表決定戦(北海道・北見市)でLS北見に勝つ必要がある。妹は「前回もここ(日本選手権優勝)まで来て、あと1歩届かなかった。チャンスをもらえたと思いたい」と口にしている。兄は「きょうだいで同じ道をたどってます。一緒に五輪に行けたらいい」と願っていた。