世界ランク9位、第8シードの錦織圭(27=日清食品)が、同37位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)を0-6、6-4、6-4、6-0で下し、2年ぶり2度目の8強進出を果たした。対戦成績は4勝2敗となった。準々決勝は第1シードのアンディ・マリー(英国)と対戦する。

 試合後の錦織は「(第1セット0-6で)そのままいくと簡単にやられる試合だった。1球でも深く返すことを意識した。彼のペースで(左右に)振られていたので攻めていけるように心掛けた。最後はビックリもあったけどボールがラケットに乗る感覚も出てきて、深いところに返せたのが(第2セット以降)取れた要因。次はタフな試合になる。ちょっとずつ自信もついてきているので(体調を)回復させて頑張りたい」とコメントした。