日本勢が見事にダブル表彰台を決めた。リオデジャネイロ五輪代表の小関也朱篤(25=ミキハウス)が2分7秒29で銀メダル、同種目の世界記録保持者、渡辺一平(20=早大)も2分7秒47銅メダルを獲得した。

 積極的にレースを運んだ。前半、小関が先頭でグイグイ引っ張り、隣りのレーンだった渡辺も2位で食らいついた。150メートルのターンで渡辺が1位に浮上し小関は2位に。金、銀メダルの期待も高まったがラスト50メートルでチュプコフ(ロシア)に惜しくもかわされた。終わってみれば小関が2位、渡辺が3位に入った。

 かつて同種目で頂点に君臨した北島康介氏が見守る中、後継者の期待がかかる2人が結果を残した。

 チュプコフ(ロシア)は2分6秒96で優勝した。