東京2020オフィシャル商品「明治プロカルヨーグルト・プリン」の発売を記念し、「スマイルリレープロジェクト」キックオフ小学校特別授業が27日、東京・中央区の泰明小学校で行われた。

 レスリング女子日本代表の吉田沙保里(34=至学館大職)と伊調馨(33=ALSOK)、ロンドン五輪体操女子日本代表で20年東京五輪・パラリンピック組織委員会理事を務める田中理恵さん(30)は、小学4年生約50人と、レスリングとパラリンピック競技のボッチャ体験を通じて交流を深めた。

 子どもたちとのふれあいを通じて、24日に第1子の妊娠を発表した田中さんは「子どもにはスポーツのことを知ってもらいたい。元気でなんでも頑張れる子になってほしいですね」と幸せいっぱいの表情だった。吉田は、オリンピックも共に出場した田中さんの妊娠に「私たちも結婚と出産を経験したい…。相手がいることなので、神様にお願いしてもどうにもならないです。(福原)愛ちゃんももうすぐ出産だし、アスリート仲間の幸せな姿を見ていて私たちも幸せです」と祝福した。

 東京五輪オフィシャル商品にちなみ、東京五輪へのかかわり方についての質問には「出られるなら出たい。でも3年後なのでまだわからないですね」と笑った。伊調は「こういうイベントを通じて盛り上げていけたらうれしい。自分自身、どう判断して関わっていくのか楽しみです」とコメントした。