フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権は25日、前橋市のALSOKぐんまアイスアリーナで行われ、女子ショートプログラム(SP)は、山下真瑚(14=グランプリ東海ク)が、65・13点で首位に立った。ジュニア・グランプリ(GP)シリーズ上位6人のファイナル(12月7~9日、名古屋)進出を決めている紀平梨花(15=関大KFSC)は6位、本田真凜の妹で、女優業も兼ねる望結(13=大阪・関大中)は15位だった。男子は須本光希(16=大阪・浪速高)が67・34点で首位発進した。

 初出場の本田は、1番滑走で「0対100で不安があった」が、いざ滑ればジャンプをすべて決める堂々の演技で、26日のフリーに進んだ。「すごくうれしかったし、楽しむことができた」と笑顔で振り返り、フリーに向けて「1人でも多くの人に本田望結の滑りを見て良かったと思ってもらえるようにしたい」。