体操女子の杉原愛子(18=朝日生命)が12日、飛行機移動での「脱エコノミー」をおねだりした。

 この日、都内で行われたJALの日本体操協会トップスポンサー契約会見に、同年代の村上茉愛、白井健三(ともに日体大)、谷川航(順大)とともに出席。それぞれ紙のボードに、今後の目標を記して発表した。杉原は「2020年東京五輪で団体、個人メダル獲得!」と書いたボードを見せたが、周囲にうながされ、ボードの裏側にこっそり書いていたものも渋々披露。そこにはかわいらしい飛行機の絵とともに「脱エコノミー」と書かれていた。

 日本体操協会によれば、海外遠征時の選手の航空券は、時と場合によりエコノミー以上の席を用意することもあるが、基本的にはエコノミー席だという。

 会見に出席したJALの佐藤靖之商品・サービス企画本部長は「いつもいい席という訳にはいきませんが…。協会の方と相談したいと思います」と、前向きに検討する構えをみせた。