アメリカンフットボールの定期戦で、日大選手から悪質なタックルを受けた関学大QBの父親である奥野康俊氏(52)が25日、自身のフェイスブックを更新した。

 「緊急拡散願います」と始まる投稿で「今警察から電話がありました。6月1日までに、息子に危害を加えるという情報が入ったので気をつけるようにと」と現状を説明。「許せない。やめてください」と怒りをにじませた。

 奥野氏は6日の日大との定期戦で負傷した2年生QBの父親で、21日に大阪府警池田署に被害届を提出。前日24日には定期戦後初めてフェイスブックを更新し「(内田)前監督は一切の関与を否定。これでは宮川君が、可哀想でなりません。酷すぎます」などとつづっていた。一連の問題では22日の記者会見で日大の宮川泰介選手(3年)が、指導者から反則行為を促す発言があったと説明。翌23日には同大学の内田前監督、井上前コーチがそれを否定しており、奥野氏は両指導者に不信感を募らせていた。