日本重量挙げ協会は28日に都内で臨時理事会を開き、三宅義行会長(73)がパワーハラスメントをしたとされる問題でコンプライアンス委員会の調査報告を公表した。

同委員会は三宅会長とパワハラを受けたとされる元女子選手を含む関係者7人から事情を聴取。パワハラ認定はしなかったものの、選手への十分な配慮を欠いていたとした。

三宅会長は当事者であることから理事会を欠席したが、調査結果を聞いてコメント。「元女子選手や関係者に不快な思いをさせ、この場をかりておわび申し上げる次第です」と謝罪した。今回の件で、日本協会は選手への配慮が足りなかったことについて、同会長に注意を与えるという。