ニチレイチャレンジ特別泳力検定会(日刊スポーツ新聞社協力)が14日、千葉県国際総合水泳場で行われた。

ゲストはアテネ、北京オリンピック(五輪)女子200メートル背泳ぎ銅メダルの中村礼子さんとアトランタ五輪女子100メートルバタフライ6位の青山綾里さん。それぞれ片手だけで泳ぐなどの模範泳法を披露した後、7~72歳の参加者延べ226人を励ました。

中村さんは「背泳ぎは頭と体の軸を動かさず、(手を)入水した後、しっかり肘を曲げて水を押すことが大切。だから、水の中のどこで自分が一番力が入るのか練習すること。そして、今日の結果を次につなげてほしい」、青山さんは「私は練習を重ねていくうちに足の力が強いと分かり、それに磨きをかけた。今日は自分自身の長所を見つける貴重な機会にしてほしい」と自身の体験を元に説得力のある言葉で、エールを送った。また、2人はにこやかにサイン会も行い、水泳の楽しさを伝えた。

同検定は種目別に定められた基準タイムで泳ぐと1~7級の認定証とバッジがもらえる制度で、今年も全国で開催されている。