テニス大坂なおみ(22)が、統合型リゾートの開発、運営を手がけるメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド(以下メルコ)ブランド・アンバサダー兼スポーツ・グループ・ディレクターに就任した。29日、メルコ社が都内で会見を開いて発表したもので、大坂は同社が統合型リゾート(IR)を横浜に実現する入札活動に協力する。

大坂はインタビュー映像で登場し「メルコの横浜入札活動に協力できることにワクワクしています。スポーツとウェルネスをコンセプトとして統合し、観光客の皆さんにも地域住民の皆さんにも良い影響や効果をもたらすことができるでしょう」などとコメントした。

また、同社のローレンス・ホー会長兼最高経営責任者は「彼女は日本のスポーツと日本という国を代表する完璧なアンバサダーです。私たちの日本に関する計画は広範で、今回の就任はこれから実現するコラボレーションの第1号となります」と話した。

メルコは、観光開発を通じて日本経済の活性化を支援することを目的とした270億円規模の投資ファンド「メルコ・クリエイティブ・エクスチェンジ(MCX)」を立ち上げることも発表。横浜のIRを契機とし観光客を日本の地方へと促したいという。