米バスケットボールNBAのウィザーズは13日、新人の八村塁(22)が右大腿(だいたい)四頭筋痛により、シーズン最終戦となるこの日のセルティックス戦を欠場すると発表した。

日本人として初めてドラフト1巡目(9位)で指名された八村は今季出場した48試合すべてで先発起用されて1試合平均30・1分プレーし、13・5点、6・1リバウンドの成績でルーキーシーズンを終えた。

八村は昨年10月23日のデビュー戦で14得点10リバウンドの“ダブルダブル”をいきなりマーク。12月1日には自己最多となる1試合30得点を記録した。

12月16日の試合で鼠径(そけい)部を負傷して約1カ月半の離脱余儀なくされたが、2月3日に復帰。同月14日にはオールスターの前座にあたる、若手有望選手による「ライジングスターズ」に出場して14得点を挙げた。

コロナ禍の中でのシーズン再開後はエースのビールらが不在の中で、攻撃面の中心的存在として奮闘した。