7月から全体練習を再開しているヴォレアス北海道は、開幕に向けて練習を続けている。今季は24歳のミドルブロッカー後藤万澄が大同特殊鋼から移籍加入したほか、元日本代表主将でビーチバレーに転向していた越川優も8月に加わった。若手の多いチームの良きアドバイザーとなっている。

9月21、22日のテストマッチでは19年全日本クラブカップ選手権優勝の岡崎建設(岩手)に2連勝した。3年ぶりにVリーグの舞台に帰ってきた越川は「若い選手が多いので、ひと回り上の僕は勝手にアドバイスをしてます。ヴォレアス北海道ができて4年目になる。僕が経験してきたものをチームにうまく融合させてリーグに入っていけたら」と開幕を待ち望んでいる。

<V2リーグ概要>

◆参加チーム 富士通カワサキレッドスピリッツ、ヴォレアス北海道、埼玉アザレア、大同特殊鋼レッドスター、ヴィアティン三重、つくばユナイテッドSunGAIA、きんでんトリニティーブリッツ、東京ヴェルディ、兵庫デルフィーノ、長野ガロンズ、サフィルヴァ北海道

◆競技方法 11チームによる2回戦総当たりで20試合を行う。全試合5セットマッチ。上位2チームがV1チームとの入れ替え戦の出場権獲得。

◆順位決定方法 勝利数が多いチームが上位。勝利数が並んだ場合はポイント、セット率、得点率の順に決める。試合結果によるポイントは(1)「3-0」「3-1」での勝ち=3点(2)「3-2」での勝ち=2点(3)「2-3」での負け=1点。