初出場の正智深谷(埼玉)が関西の常連校・奈良文化に快勝した。

第1クオーター(Q)は9-9。「予想以上に選手は緊張していて、動きが重かった。ただ、点が取れない時にディフェンスが崩れなかったのが大きかった」と飯野英利監督(40)。

第2Qでシュートが決まり始めると、選手たちの動きもスムーズになって24-15で折り返し、追い上げられたものの最後に突き放した。

最多の14点を挙げ、守備でもチームを引っ張ったPG網野碧波主将(3年)は「自分たちのディフェンスをしようと話し合っていた。気持ちで相手に負けないように戦いました」。ロースコアの競り合いは想定通り。初勝利の勢いに乗って2回戦も強豪の安城学園(愛知)に挑む。