昨年優勝の福岡第一(福岡)が、四日市工(三重)に快勝して、3連覇へ向けて好スタートを切った。開始から司令塔のハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア(3年)のスピードと突破力を軸に、コートサイドを幅広く使った攻撃で得点を重ねた。偉業のかかる大会の初戦で選手には硬さもあったが「緊張している人が多かったので自分が声を出して緊張をほぐすように心掛けた」とハーパーは振り返った。
180センチと身長は高くないが、フィジカルの強さとダンクシュートができる身体能力が武器。父が米国人で、沖縄コザ中時代は得点能力の高いセンターだったが、高校入学後にポイントガードに転向した。「1年の時は分からないことがいろいろあったけど、今はガードとして周りを生かすプレーを意識している」(ハーパー)。
1年時からウインターカップは1度も負けていない。「負けられない戦いが続くのでプレッシャーもある。でも自分にとって今回が最後の全国大会になるので、インターハイが中止になって悔しかった思いをすべてぶつけたい」とハーパー。本領を発揮するのはまだこれからだ。


