女子でショートプログラム(SP)首位の紀平梨花(18=トヨタ自動車)がフリー・154・90点の合計234・24点を記録し、2連覇を飾った。

冒頭、4回転サルコーを成功させた。日本人では03年の安藤美姫以来17年ぶりで花を添えた。

全日本手権最終日 女子フリーで演技をする紀平(代表撮影)
全日本手権最終日 女子フリーで演技をする紀平(代表撮影)

紀平がV、2位坂本、3位宮原/女子フリー写真特集


順位選手SPフリー合計
紀平梨花79.34154.90234.24
 本当に今回、すごく試合がない中で、モチベーションが下がることもあったんですけど、いろんな方々に助けられて、お二方の先生も一生懸命、教えてくださって。コーチ、ファンの皆さんに感謝を強く表したいと思っていたので良かったです    
坂本花織71.86150.31222.17
 この全日本選手権で去年(6位)のリベンジができた。うれしいです    
宮原知子66.48143.27209.75
 失敗はあったが、やれることはできた。試合で不安になるメンタル(の改善)は小さな手応えを得られた    
松生理乃65.57139.17204.74
 後半に全部のコンビネーションジャンプをいれて点が伸ばせている。これからもそうやっていきたい    
三原舞依69.55134.10203.65
 ジャンプ1つだけではなく、全体を通してまだまだ弱いところがたくさんあるな。力強さのある演技をしっかりできるように    
河辺愛菜64.70136.88201.58
 アクセルだけにとらわれず、失敗したらそこからプログラムが始まると思って切り替えようと思っていた   
樋口新葉61.53133.51195.04
 (アクセルを)跳べなかったのは悔しいですけど、ショートと、フリーで挑戦したことに意味がある    
横井ゆは菜59.83134.39194.22
 (ノーミスに)雄たけびに近いガッツポーズになった。私はガッツが持ち味。それを全面に出して演技ができた   
白岩優奈63.96126.43190.39
 (2年ぶりの出場に)1年間、全日本選手権の空気が恋しいな、と思ってきた。最後まで楽しんで滑れた    
10新田谷凜67.16122.32189.48
11川畑和愛64.56121.62186.18
 ジャンプの失敗は悔しいけど、最後まで集中力をもって、自分の演技を続けられた    
12住吉りをん62.62123.46186.08
13山下真瑚67.28118.28185.56
 昨日の練習でもっと足を痛めた。出られるかなと思った。滑りきれたということでほっとしています    
14鈴木なつ59.93110.20170.13
15吉岡詩果62.00106.82168.82
16吉田陽菜58.79104.99163.78
 (3回転半が抜けて)スピードがなかったけど、1番は気持ちだと思う。練習で確率を100%に近づけたい   
17竹野比奈57.04106.02163.06
 (福岡大3年で)ユニバーシアードに出て、もうちょっと続けようと思った。大学院はスポーツ運動学が専攻です   
18本郷理華59.05101.80160.85
 大崩れしないで練習したことが出せた。今はほっとした気持ちでいっぱい。帰って(今後を)どうするか決めたい   
19青木祐奈59.9798.27158.24
20千葉百音54.45103.77158.22
 2回転んだことがすごく悔しいですが、それ以外のステップ、ジャンプは落ち着いてできた。成長だなと思う   
21松原星56.2599.21155.46
 試合前にフリップとルッツの調子が悪くなる。来年は、こうしたら跳べるというものをイチから作りたい   
22広谷帆香55.2794.31149.58
23浦松千聖55.0593.31148.36
 (涙声で)せっかくチャンスをいただいたのに、全然生かすことができなかったので悔しいです   
24永井優香58.9987.95146.94
 (後輩には)うまくいかないことも生きていればたくさんあるけど、どんなときも頑張ってねというのを伝えたいです   




<滑走順>


選手SP
千葉百音54.45
浦松千聖55.05
広谷帆香55.27
松原星56.25
竹野比奈57.04
吉田陽菜58.79
永井優香58.99
本郷理華59.05
横井ゆは菜59.83
鈴木なつ59.93
青木祐奈59.97
樋口新葉61.53
吉岡詩果62.00
住吉りをん62.62
白岩優奈63.96
川畑和愛64.56
河辺愛菜64.70
松生理乃65.57
宮原知子66.48
新田谷凜67.16
山下真瑚67.28
三原舞依69.55
坂本花織71.86
紀平梨花79.34