今季初のナイター開催となった一戦でNTTコミュニケーションズが快勝し、開幕戦以来の白星をつかんだ。今季2勝1分け2敗。東芝は1勝4敗となった。この日3トライのWTB石井魁がマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、「チームとしていい準備をして、グラウンドで表現できたことが勝利につながった」とうなずいた。

NTTコムは7点を先制された直後、ペナルティーゴールで3点を返すと、CTBシェーン・ゲイツがトライを決めて逆転。さらに石井の連続トライなどで一気に突き放し、前半を31-7で終えた。

後半早々にもゲイツのトライで加点したNTTコムは、その後、ターンオーバーからNO8リアム・ギルがキックで前へと進め、快速を飛ばしてキャッチした石井がとどめのトライを成功させた。

堅い守りでリズムをつかみ、攻撃ではFWとバックスが連動。共同キャプテンのLO中島進護は、「これを続けていけられれば良いという、自分たち全員の自信につながった」と手応えを口にした。