男子の仙台商は5年連続同一カードの決勝でライバル東北を3-0で破り、2年連続8度目の優勝。来年1月5日に東京で開幕する全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)で日本一を目指す。

スーパーエースが光った。男子の仙台商はアウトサイドヒッターの山元快太(はやと)主将(3年)が、両チームトップの37得点で2連覇に導いた。「初戦からセッターの早坂(奏之介)とトスが合わず、不安はあったが、決勝はお互いに修正できて70点ぐらいはいけたと思う」。第3セットのマッチポイントは「ここで1点ほしいときに必ず決めきれるのを意識している」と春高切符をつかむスパイクを放った。「去年の先輩たちは日本一を掲げて8強で終わってしまった。先輩の分も日本一を取るのが目標です」と力を込めた。