ラグビーの新リーグ「リーグワン」のコベルコ神戸スティーラーズのフランカー橋本大輝主将(34)が、コロナ禍でのリーグ戦を勝ち抜く決意を新たにした。
第2節横浜キヤノンイーグルス戦(15日、日産スタジアム)に向け、13日は先発メンバーを発表し、神戸市内で練習を公開した。
リーグワンでは新型コロナウイルスの陽性者が確認された静岡ブルーレヴズ(旧ヤマハ)が開幕から2試合連続で中止になるなど試合中止が相次いでおり、感染再拡大による影響で、リーグ戦自体に疑問符が付いてもおかしくない状況に陥りつつある。
感染防止対策を徹していた上で取材に応じた神戸の橋本主将は「今、コロナの陽性者を出してしまうと、優勝が遠のいてしまう。明日はわが身。なるべく外出しないようにしている。大会がどうなるか、不安はありますが、まずは自分たちがやるべきことをやる」と話した。
チームではなるべく外出を控えながら、試合に向けて万全の状態を敷いているという。
神戸は故障の影響で開幕戦を欠場した橋本主将、WTB山下らが横浜戦の先発メンバー入り。SOには今季初めて、地元神戸出身でこの日が21歳の誕生日となる李承信(すんしん)が入った。
8日の開幕浦安戦(旧NTTコム)は23-24の惜敗。次節横浜戦で新リーグ初勝利を目指す。