東地区5位の山形ワイヴァンズはアースフレンズ東京Zを89-66で下し、今季3度目となる3連勝を飾った。ライコビッチ・ヘッドコーチ(HC)は「ホームゲームで連勝を重ねることができて良かった」と振り返った。

1点ビハインドで迎えた第2クオーター(Q)。山田友哉(24)がチームに流れを呼び込んだ。25-26から相手ボールをスチール。逆転の2点シュートを決めた。4点リードで迎えた同Q残り4分からも、山田のスチールを起点に追加点を奪った。第3Qは一進一退の攻防が続き、4点差で突入した最終Qに突き放しにかかった。ケニー・ローソン・ジュニアが、2本の3点シュートを沈めるなど、この試合、両チーム最多の27得点と大暴れ。計5選手が2桁得点をマークし、攻撃の歯車ががっちりとかみ合い、終わってみれば23点差の「快勝劇」で締めくくった。

今季はここまで18勝21敗。前節の越谷戦まで8連敗を喫していたが、3連勝と上昇気流に乗ってきた。山田は試合後、「明日も(試合が)あるので応援のほどよろしくお願いします」とブースターに共闘を呼びかけた。B1昇格へ、山形が連勝街道に入る。