男子シングルス決勝で第5シードのラファエル・ナダル(36=スペイン)が第8シードのカスパー・ルード(ノルウェー)と対戦し、6-3、6-3、6-0で破り、2年ぶり14度目の優勝を飾った。

「まさかここで優勝スピーチができるとは…。家族と仲間に感謝している」。

1月の全豪オープン優勝後、3月に、胸部を疲労骨折をしていることが判明。足などの痛みにも苦しみ、1カ月半ほどツアーも離れた。大会中の3日には36歳になった。苦しみ抜いたからこそ、常に最後との思いで戦い、結果を残した。「赤土の王者」は得意の大舞台で完全復活した。