バレーボールの女子世界選手権で主将を務めた古賀紗理那(26=NEC)が18日、都内で行われたVリーグ開幕記者会見に臨み、捻挫した右足首の状態について「あまり言えることではない」と話した。

古賀は1次リーグの中国戦で右足首を負傷。準々決勝のブラジル戦では第3セットからコートに立ったが、「帰国してからは練習をしていないので、コンディションはわからない」とした。具体的な復帰のめどについても明言しなかった。

Vリーグでは前シーズン4位。目標の優勝に届かず、「悔しい結果に終わってしまった」。悲願の優勝へ、世界選手権で浮き彫りになった課題をプレーにつなげる。「日本選手はサーブが大事だと感じた。相手への揺さぶりも大切だと感じて、サーブを打つ場所を変えたり、前に落とすショートサーブや、急に落ちるフォークサーブにもトライしていきたい」。技術力を高め、悲願達成へ意欲を燃やした。

Vリーグ1部女子は10月29日に開幕する。NECは埼玉上尾との開幕戦(神奈川・とどろきアリーナ)に臨む。