ショートプログラム(SP)3位の佐藤駿(18=明治大)が会心の自己ベストで逆転2位となり、初のファイナル(12月8~11日、イタリア・トリノ)切符を引き寄せた。

これでGPシリーズ全6戦が幕を閉じ、男子もファイナル進出6選手が確定した。

<1>イリア・マリニン(17=米国)

第1戦スケートアメリカ優勝、第6戦フィンランド大会優勝

<2>宇野昌磨(24=トヨタ自動車)

第2戦スケートカナダ優勝、第5戦NHK杯優勝

<3>三浦佳生(17=オリエンタルバイオ/目黒日大高)

第1戦スケートアメリカ2位、第2戦スケートカナダ2位

<4>山本草太(22=中京大)

第3戦フランス大会2位、第5戦NHK杯2位

<5>ダニエル・グラッスル(20=イタリア)

第1戦スケートアメリカ4位、第4戦英国大会優勝

<6>佐藤駿(18=明治大)

第4戦英国大会3位、第6戦フィンランド大会2位

これで日本勢は実に4人が出場することになった。12年大会(ロシア・ソチ)に高橋大輔、羽生結弦、小塚崇彦、町田樹がそろい踏みして以来10年ぶりの盛況となる。(エスポー=松本航)