バレーボールのアジア選手権で17年以来3大会ぶりとなる10度目の優勝を果たした男子日本代表(世界ランキング5位)が28日、成田空港に帰国した。同大会でMVPに輝いたキャプテンの石川祐希(27)は「優勝することを目標に臨んでいたので実現できて大きな自信になったと思う」と喜びを語った。
26日にイラン・ウルミアで行われた決勝戦で同10位のイランを3-0のストレートで撃破した。ブブゼラが鳴り響く完全アウェーの雰囲気の中、石川は要所で相手の流れを断つスパイクを連発。コートでも仲間を集めて冷静に話し合う場面も見られた。「雰囲気にのまれることなく自分たちのバレーボールを最初から最後までできた」と手応えを示した。
国際大会46年ぶりの銅メダルを獲得したネーションズリーグ(VNL)に続く躍進に、自信を深めた。「やるべきことができれば勝てる。VNLが偶然じゃなかったというか、チームとしても個人としても改めてしっかりと力を証明できた大会になった」と胸を張った。
男子代表の主要メンバーは国内合宿を経て、9月30日に初戦を迎えるパリ五輪切符がかかるワールドカップ(W杯)バレー(東京・代々木第1体育館)に臨む。石川は「負ける可能性もいくらでもあるし簡単な予選ではない。個人的には、この1カ月でレセプションを安定させていきたい」と力を込めた。


