テニス男子ツアーの木下グループ・ジャパン・オープン(14日開幕、東京・有明テニスの森公園)の大会主催者は11日、錦織圭(33=ユニクロ)の欠場を発表した。錦織は大会主催者を通じて「まだ状態が100%に戻ってない」などのコメントを出した。

以下コメント全文

「残念ながら、今年の木下グループジャパンオープンを欠場する決断をしました。日本のファンの皆さんの前でプレーできないのはとてもつらいですが、まだ状態が100%には戻っておらず、ツアーに戻るためのトレーニングを続けています。今年の大会が素晴らしいものになることを願っています。また自分自身、皆さんの前でプレーできることを楽しみにしているので、待っていてください」

錦織は昨年1月に股関節を手術。今年6月に下部ツアーで試合復帰し、7月にはアトランタ・オープンでツアーに戻ったが、左膝を痛めて戦線離脱。2年ぶりの4大大会出場になるはずだった8月開幕の全米オープンも欠場していた。