アランマーレ秋田が、ホームでENEOSに51-73と連敗。開幕16連敗を喫した21-22シーズン以来、2季ぶりの連敗スタートとなった。

トヨタ自動車から今季加入した佐藤京香(25)が両軍最多タイ13得点。大卒1年目で今季初出場の鈴木侑(22)は第4クオーター(Q)だけで、3点シュート(3P)3本成功の9得点を挙げた。チームは21、22日、アウェーで姫路と対戦する。

 

観客は前日14日から約500人増え、1335人と応援の音量も上がったが、名門の実力に屈した。1点リードの第2Q序盤は5連続失点で一気に10点をリードされ、小嶋裕二三ヘッドコーチ(HC、56)は「あちらがギアを一つ上げてきた時に圧力、スピード、プレーの正確性に差が出てしまった」。18点を追う第4Qは約5分間得点できず、相手の積極的なオフェンスで連続得点を許した。

同Q中盤、佐藤京のシュートで相手の連続得点が止まると、残り4分で途中出場の鈴木が「いつでもいける準備はしていた」と3Pを3本決め、活躍をアピールした。今季からポイントガードに転向し、まだ経験は浅いが、小嶋HCは「シュートはいいものを持っている。人を使う、チームプレーに徹するといった質をこれから鍛えていかないといけない」と期待した。

昨季新規参入した姫路戦後は28、29日、横手市雄物川体育館でホーム・トヨタ自動車戦を控える。小嶋HCは「何とか二つ勝って、いい流れをつかんで雄物川に戻ってきたい」と意気込んだ。開幕16連敗もあり、2勝22敗で終わった同初年度は「全敗を覚悟していた」。あれから2季。強豪でプレーした佐藤京や森ムチャをはじめ、実力があり勢いもある若い選手も加わり、メンバーは大きく入れ替わった。来季から2部制となるWリーグ。1部残留を懸けた熾烈(しれつ)な争いとなる今季は、まだ始まったばかりだ。【相沢孔志】