グランプリ(GP)シリーズの開幕戦となるスケートアメリカは20日に開幕する。19日に会場で公式練習が行われ、佐藤駿(19=エームサービス/明治大)が氷の感触を確かめた。

ショートプログラム(SP)の曲をかけての滑りでは、4回転はトーループ、フリップと着氷したが、トリプルアクセル(3回転半)は回転不足気味だった。「エッジ系のジャンプがハマってなかったかなと思ったので、明日、明後日、しっかりと調整できたらいいなと」と見定めた。

この日はタンゴに合わせた黒を基調の新衣装をまとった。今週に手元に届いたそうで、「試しておこうかなと思って着ました。たぶんノービス以来ぐらいのつなぎだったので違和感もありましたが、ジャンプも跳べたので」とうなずいた。黒は自ら希望したそうで、「できる限りシンプルにしてもらいました」と説明した。

SPは20日(日本時間21日)、フリーは21日(同22日)に行われる。