昨季グランプリ(GP)ファイナル覇者の三原舞依(24=シスメックス)が、前日会見に出席した。

グランプリ(GP)シリーズ第4戦中国杯(10~12日、重慶)は右足首の故障で欠場したが「夏終わりくらいからちょっとずつ痛みが出てきてて、詳しくは言わないでおこうかなと思ってるけど、中国杯直前に悪化した」と説明。

「悔しくて悲しかったけど、『NHK杯に出る』という気持ちで練習してきた。どれだけ痛かろうが最後まで絶対頑張る。感謝しながら楽しんで滑れたら」と話した。

この日午後の公式練習では、曲かけではフリー「ジュピター」を確認。コンビネーションジャンプは跳ばず、ダブルアクセル(2回転半)や3回転ルッツ、3回転サルコーなどを着氷させた。その後に、ルッツ-トーループの連続3回転ジャンプも降りた。

練習終了後には最後までリンクに残り、製氷のスタッフに頭を下げる姿があった。

ショートプログラム(SP)は24日、フリーは25日に行われる。