新潟の男子代表、東京学館新潟(2年ぶり15度目)が17年ぶりに16強進出を決めた。高知(8年連続23度目)に2-0でストレート勝ち。OH斎藤寿明(2年)が立て続けに得点を重ね、勝利に導いた。6日は3回戦と準々決勝が行われ、東京学館新潟は3回戦で8強入りを懸けて鎮西(熊本、15年連続36度目)と対戦する。

  ◇  ◇  ◇

東京学館新潟の背番号「11」が念願のオレンジコートで躍動した。斎藤は「(春高は)憧れの場所。めっちゃ、ワクワクしている」と心を躍らせ、大会に乗り込んだ。前日4日の1回戦、東亜学園戦(東京、2-1)では安定したフォームから力強いスパイクを放ち、過去4度Vの強豪を打ち破る勝利に貢献。この日も好調を維持したまま、高い決定率で得点を重ねて、チームに勢いをもたらした。昨年2月にリベロからアタッカーに転向したばかりだが、“エース誕生”を感じさせる成長ぶりを見せつけた。

1回戦で見せた硬さは消えていた。第1セット開始から磨き上げてきた守備力を発揮する。ブロックで引っかけて、長いラリーを制す「粘り強いディフェンスからのコンビバレー」で主導権を握り、開始から8連続得点を奪った。その後もセッター相田悠一郎(2年)の多彩なセットアップで相手ブロックを揺さぶり、25-14と大差をつけてセットを奪取。続く第2セットは追い上げを見せる高知を振り払い、25-21で逃げ切った。

チームの大黒柱、皆木海人ら3年生を中心に、新潟県勢で初の春高4強入りを果たした07年以来、17年ぶりの16強進出を決めた。3年生の背中を追う斎藤は「いつかは自分がエースになりたい」と目標を話していた。全国の舞台で新境地を切り開いた新エースの勢いは、まだまだ止まらない。【大島享也】

【写真特集】春高バレー 優勝候補筆頭の下北沢成徳はストレート勝ち/大会2日目