2009年の世界選手権男子100メートル背泳ぎ覇者で、今大会限りで現役を退く意向を示していた36歳の古賀淳也(スウィンSS)は、最後の種目の50メートル自由形で予選28位となり、準決勝に進めなかった。「終わった後のことは考えず、ベストを尽くしてしっかり楽しむ。そればっかりだった」とレースを振り返った。

高城直基コーチは「僕の方が学ばせてもらった。彼の知識や経験は、水泳界で大事にした方がいい」とたたえた。(共同)